ロゴマークデザインの基礎知識

ご発注担当者様必見

ロゴマークの作る意味や効能、デザイナーに頼むときのポイント、
類似調査、商標登録、ブランド、ネーミングなど、大切なことをまとめました。 
 
ロゴマークシンボルデザイン
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ロゴマークデザインの基礎知識

小野デザインロゴタイプ
 株式会社小野デザイン TEL. 03-3774-8098 LinkIcon お問い合わせ
 
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ロゴマークシンボルデザイン

マークを作る意味とマークの効能について

 

ネットで検索した時
似たような名前の会社、サービス、商品が出てきて
どれが探しているものか
わからない時があると思います。
 
そんな時に識別の印になるのが、マークです。
 
 
マークは、会社・お店・商品・サービスの です。
 
他の会社やお店の
似たような 商品やサービスと区別をする となります。
 
マークは、 商品やサービスの 〈良さ 〉と共に 認知され
記憶されます。(ブランド認知といわれています)
 
マークを見た時に、 商品やサービスの 〈良さ 〉を
思い出します。(ブランド再生 といわれています
 
商品をまた購入したい時
サービスを また 利用したい
商品やサービスの 〈良さ と共に
マークを思い出します。
 
社内では
マークにより愛社精神が芽生えたり、
自信や誇りなどから心のパワーが引き出されたりします。
 
マークの効能は下記があげられます。
・認知  ・イメージの 伝達  ・安心 ・ 信頼の印
・記憶の 補助  ・ブランド の形成
・他社のものとの区別  社員の 意思統一  思いの 反芻
 
心理学で、同じものを6回見ると忘れないと言われ、
見れば見るほど親しみを感じ、好きになると言われています。
マークを何度も見ることで、
商品やサービスの 〈良さ と共に
強い記憶の定着がおこり、リピート利用につながります。

 

 
1つのマークを
プレゼン資料から商品・サービス、
パッケージ、ホームページ、SPツール、
看板、ユニフォーム、社章
請求書などにいたるまで、 一貫して使用します。
お客様との接点で
全社的に重層的に使用することで、
より効果が期待できます。
 
マークの効能

マークに込められるもの

 
マークには多くの思いが凝縮されます。
見た目がかっこいいとか、 かわいいとかではなく、
コンセプトが大切となります。
 
下記がマークに込められます。

 

・使命 ・ビジョン ・理念 ・夢、ロマン ・目標
・事業内容 ・海外展開 ・雰囲気 ・嗜好性 ・要望

 

マークに込められるもの

マークの表示内容

 

マークが表示する内容は下記のものがあります。

 

・会社のマーク
・商品やサービスのマーク
・00周年のマーク
・グループや団体のマーク
・社内で使用するコンテスト、催事のマーク
・イベントのマーク
・認証や資格マーク

マークには 3つの形状があります。

 

❶シンボルマーク
考え方・訴求すべきイメージを視覚記号化したもの。
視覚的、感覚的に世界観を強く訴求できます。
シンボルマーク
 
  ❷ロゴタイプ
ブランドの名称や略称をデザインしたオリジナル書体。
読めば識別して理解できます。
ロゴタイプ
 
  ❸ロゴマーク
シンボルマークとロゴタイプを一体化してデザインされたものです。
ロゴマーク

マークのデザインを依頼する時に
デザイナーに伝えること

 
デザイナーにマークのデザインを依頼する時
以下のことを伝えましょう。

 

いろいろ受け取ることで
デザイナーもデザインしやすくなります。

 

・社名・ネーミングの由来
・ロゴとしての表記は、和文かアルファベットか
アルファベットの場合、大文字、小文字の決まりはあるか
・業種、事業内容
・会社の将来のビジョン( どうありたいか、大きな視点で)
・ロゴを刷新しようと思ったきっかけや動機( ロゴを変更する場合
・デザインイメージの希望/要望
・ロゴを見た人に、どんな印象を持ってもらいたいか
ロゴを見た人に、 どう思われたいか
・顧客のターゲット層は
・取引先企業の業種
・色、モチーフの ご要望
・商標登録の予定
・類似調査について
・ご予算
・デザインの決め方、プロセス
・その他のご要望など

デザイン会社を選ぶ時のポイント

 
パワーポイントの資料です。
3分にまとめました。
トラブル事例は、実際にお客様から聞いたものです。
 
 

マークのモチーフについて

 

マークのモチーフは、多くが下記に分類できます。
 
ネーミング
・イニシャル
・具体的なもの
・考え方や精神を表す抽象的なもの
・ネーミングの由来
・取り扱っている商品
・地形、地図
・建物の形

 

どんなものが良いか、よく考えましょう。

マークデザインの造形の可能性

 
様々な造形のデザインが考えられます。
 
長い期間使いますので
小野デザインでは
できるだけ 好感の持たれるもの
皆さまに愛されるデザインが良いと考えています。
 
デザイナーの考えやデザインの傾向によって
提案されるデザインが変わってきます。
過去に制作されたものを
ご確認されることをおすすめいたします。
 

デザインの決め方と決める時の基準

 

一般的に、下記記載の評価基準をもとに
各案を判定し、
デザインを決めていくのがよろしいかと思います。

 

組織的には、
会社のトップも含め
マーク制定のプロジェクトチームを立ち上げ
その中で話し合い審議し
そのチーム内で多数決、
もしくは、代表者が決断するのがよろしいと思います。

 
 

全社員の投票による決定は、やらない方が良いと考えます。
 
全社員の投票で参加意識や自分ごとになる。
という良い面があります。
ですが
マーク制定の趣旨を良く理解して
選定するか疑問です。
好みで投票してしまう可能性もあります。
デザインセンスがあるかどうかもわかりません。

 

  また、会社の未来を託すマークの場合
マークを旗印に会社を変えたい。という場合もあります。
経営の視点の欠如した一般社員の投票では
その会社の未来があやうくなってしまいます。
 
 
 

デザイン決定の評価基準

 

この中で優先すべき項目をいくつか決めて、
評価基準としデザインを決めて行きます。
※全ての項目を満たさなければならないということではありません。

 

感覚的
 
●独創性(独自性)
他と類似しないオリジナリティがあるか
 
信頼性
安心できる誠実さを感じるか
 
造形性(ファッション性)
多くの人が見て心地よく感じる美しいデザインか
 
国際性
海外展開、海外での使用が考えられる場合、
国による風習の違いなどを考慮し、受け入れられるデザインか
 
先進性 (耐久性)
時代の先を見据えた新しさを感じるデザインか
 

 
 

〈機能的
 
視認性(伝達性)
あらゆる環境化で識別できるか
 
展開性
あらゆる媒体に展開しやすいか
 
記憶性(話題性)
記憶に残るデザインか
 
普遍性 (耐久性)
時代の流行に影響を受けず、不特定多数の人が共感できるデザインか
 
再現性(展開性)
特殊な媒体であっても正しく表示できるか
 

作ったデザインが似ていないか
類似商標調査をしましょう。

 
 デザインしたマークの
類似商標調査 は、非常に重要なことです。
 
 もし仮に同一の役務の分類内で、
作ったデザインが
 すでに商標登録されているものに
 似ていたら
 使えなくなってしまう場合があるからです。

 使用の差し止めや賠償請求など
訴えられてしまうこともあります。
 
 類似商標調査は
特許情報プラットフォームの
ホームページで調べることができます。
 (小野デザインでは、普段の業務の中で利用しています)
 
  明治時代から現在まで
 商標登録されているものと、出願中のものの調査ができます。
 該当する役務とモチーフや形状 で調べましょう。
 
 役務とは
 商標登録の区分とは商品や役務の分類を定める単位であり、
  具体的には類似商品・役務審査基準として
 特許庁により発表されています。
 世の中にある商品、サービスの全ては第1類から第45類までの
 いずれかの区分に属することになっています。

取り扱う商品やサービスの役務を確認したい方は
下記にアクセスしてください。
LinkIcon 商品・役務名検索ページへ 
 
商品・役務名の空欄に、言葉を入力すると
言葉が入っている分類が表示されます。
その中から該当するものを選んでください。


特許情報プラットフォームをみると
複数の会社が
同じマーク・似ているマークを役務違いで
商標登録している事実を確認できます。
 
ですが、
他人の業務に係る商品又は役務と
混同を生ずるおそれのある商標は、商標登録できません。
(商標法第4条第1項第15号)
ご注意ください。
 

 
類似商標調査は弁理士さんに
頼みましょう。
 
ご自身で調べるのは、時間がかかりますし、
専門性を要求されます。
弁理士の方に調査を依頼すると、調査費用がかかりますが安心です。
弁理士さんのご紹介もいたします。

わからない時は
特許情報プラットフォームのヘルプデスクへ

 
類似調査のホームページの使い方
商標登録に関すること
役務についてなど
 ヘルプデスクに問い合わせると
とっても丁寧に教えていただけます。
 
特許情報プラットフォーム
 
ヘルプデスク 
TEL. 03-6666-8801
 メールでも教えていただけます。

知的財産権法について

 

著作権法と商標法は、知的財産権法に属します。
知的財産権法は、
人間の精神的創作活動によって生じた創作物に関する権利、
文化発展に寄与することを目的とし、文部科学省荷を主務官庁とする著作権法、
商標、商号のような営業活動における標識に関する権利、産業の発展に寄与することを目的とする商標権、特許法などの産業財産権法に区分されます。
 
 

商標権について

 

商標を登録する必要があります。(登録主義)
 
商標登録するのに、審査があります。(審査主義)
 
先に商標登録した者が権利を主張できます。(先願主義)
 
一つの権利者しか認めらません。(絶対的権利)
 
同じデザインのマークであっても役務が違えば商標登録できます。
 

 

審査はすでに登録されているものと、識別できかどうかが問われます。
(審査内容については、特許庁主催のセミナーが行われているそうです)

 

著作権について

 

日本の著作権法では
「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法第2条第1項第1号)と定めています。


創作的に表現したものですので、アイデアは著作権が適用されません。
また、創作的に表現していない、事実のニュースやデータも著作権が適用されません。

「創作的」については、既存の著作物との差異(表現者の個性)が表れていればよく、新規性や独創性は求められず、区別できる程度であればよいとされています。

 
ゲームなど、新しい技術によって出現した著作物についても保護の対象として追加されてきています。

 
美術的分野では、著作権のほか、意匠権が工業デザインの権利を保護します。著作権は原則として美術鑑賞のための作品などに適用されます。実用品には適用されません。
 
著作権は特に登録は必要ありません。無方式主義と呼ばれています。作られた時点、公表された時点で著作権が適用されます。

偶然の一致は、著作権侵害になりません。ただし著作者が、他人の著作物を依拠(参考に)し、似ている著作物が出来上がった場合、著作権侵害になる恐れがあります。

 
著作権には、著作権(財産権)と著作者人格権があります。著作者人格権は、氏名公表権、公表権、同一性保持権があります。著作者人格権は、第三者に譲ることはできません。
 
 

 

マークのマニュアルを作り
使い方の一貫性を保ちましょう。

 
マークができあがりましたら、
マークの使い方のルールを決めたマニュアルを作りましょう。
 
ルールがないと、マークが個人の自由で使われてしまい、
一貫性を保つことができなくなってきます。
 
変形されたもの、色が変えられたもの、
背景との関係で見えづらい状態のものなど
思いもしない使われ方をされる場合もあります。
 
お客様へ価値ある商品とサービスの印として、
しっかりとマークを表示させましょう。
 

 

このマニュアルのことを
VIマニュアルと読んでいます。

 

VIとは、ビジュアルアイデンティティーの略で
ビジュアルの 同一性という意味です。

 

ルールにもとづいて、 社内のどなたでもマークを
使えることが大切です。

 

プレゼン資料の
パワーポイントの表紙やヘッダーやフッター。

 

提出書類のフォームなど
様々なツールでの統一が必要です。

 

マークの間違った使い方は、ブランドの統一を損ない、
マイナスイメージを与えかねません。

 
 

●マニュアルの内容(一例)
・マーク  ・マークのコンセプト
・マークの作図基準  ・マークの表示ルール
・カラー(基本カラー・展開カラー)
・基本書体  ・サポート書体
・シグネチャーシステム
・アプリケーションデザイン
広告、パンフレット、名刺、陳列棚、サイン、封筒、
紙袋、WEB、包装紙などでのレギュレーション
 
 
 

商標登録でマークを守りましょう。

 

せっかく作ったマークを 守るため
まねされないように
商標登録されることをおすすめいたします。

 

詳しくはこちらをクリック

ロゴマークシンボルデザイン

 
効果的なマークの使い方

 

せっかくお金をかけて
作ったマーク。
もったいないので、有効活用しましょう。

マークは、会社、商品、サービスなどの印となります。

マークは、
お客様に与える便益とともに覚えられます。
ブランドイメージを作り上げる要素です。

人は、6回見ると忘れない。といわれ
見れば見るほど好きになる。というデータもあります。

マークは、できるだけ大きく
いろんなものに使うようにしましょう。

名刺、封筒、看板、ホームページ、
チラシ、DM、カタログ、会社案内

などなど。

小さく掲載していては、効果が発揮されません。
バランスの取れる範囲で、できるだけ大きく使いましょう。

マークを見た時に
会社、商品、サービスを思い出してくれます。

目にする回数が増えることで
記憶にとどめられ
必要な時に思い出してもらえます。

カラーのマークの場合
指定された色のまま掲載しましょう。

人は、形以上に色で覚えています。
例えば、最初に
オレンジ色のマークを見た場合
オレンジ色の認識を持ちます。

マークを
名刺、封筒、看板、ホームページ、
カタログ、会社案内

などなどアイテムによって
黒が混在していると
黒のものは、違うものと捉えられる恐れがあります。
ご注意ください。

ブランドの由来について

 
ブランドの由来
 
かつて放牧で自分の家畜と、他人の家畜を
区別するために焼き印を押していました。
ブランド(burand)は、焼き印(焼く=burn)から派生し、
今日では商品や企業を識別する商標になりました。
マーケティング上、ブランドの重要性が言われ、
マークはブランディングの一役を担う大切なものです。